障害持ち主婦"れる"の学びと暮らし*れるられる

障害もち専業主婦通信制大学生の暮らしと思惟

日本女子大通信卒業後の進路

こんにちは。れるです。

 

今月(2024年3月)、日本女子大学通信教育課程 家政学部食物学科を卒業予定です。

卒業手続きは済ませてあり、あとは、卒業許可証的なナニカが届くのを待っている状況です。

 

ここまで来られて嬉しい気持ちと、なんだかさみしい気持ちと。

もっとキャンパスに足を運んでおけば良かったなぁ、とかふと思ったりします。

 

さて、卒業後どうするか、ですが。

 

最近、『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎著)を読みました。

これが、あまりに面白くて興奮してしまった私。

哲学、って、おもしろい。

 

元々、考えることが好きでした。

何事にも疑問を持ち、自分の頭で考えていくこと、それを大切にして生きてきました。

高校時代は、哲学科出身の倫理の先生と親しくさせていただき、熱く語り合ったものでした。

看護学部時代は、医療・看護倫理学が好きで、思いの丈をリアクションペーパーやレポート、試験の回答用紙に書き綴っていました。

 

そのような私が、上記の本と出会い、「哲学、しっかり学んでみたいかも」となったわけです。

 

そこから、哲学を学べる通信制大学を調べてみました。

慶應義塾大学通信、日本大学通信で学べることがわかりました。

 

どちらの大学も、レポート、試験が難関で、卒業論文も必須。

卒業は茨の道である、しっかりと学べる大学のようです。

興味を持った日本大学通信のオンライン説明会に参加し、都内のお散歩ついでにキャンパスも見てきました。

 

私はもともと高校で理系科目を履修しており、文系科目はことごとく苦手です。

歴史、地理などは、お恥ずかしながら、常識レベルからやり直さなさればならないほどに。

そんな私が、哲学を自力でゼロから学ぶことには、かなりのハードルがあり、覚悟が必要であると思いました。

日本大学通信の卒業を目指してみたいけれど、今すぐチャレンジするのは現実的ではない。そこまでの覚悟は持てない。

 

そこで、ひとまず、放送大学で哲学に関する科目を学んでみようかという結論に達しました。

放送大学であれば、好きな科目を1科目から選び、自分のペースで取り組むことができます。

卒業を目標とするわけではなく、まずは哲学をかじってみる。そのような目的です。

哲学とは何か、哲学を学ぶとはどういうことなのか。

それを知るところから始めようと考えたわけです。

 

はい。

4月からの進路は、放送大学の選科履修生です。

 

先日、願書を提出しました。

まずは哲学の基本である科目を一つだけ登録しました。

 

どんな形であれ、学び続けたい。

勉強は、最高の娯楽だと思っています。

これからも楽しんで学んでいきたいと思います。

 

*ちなみに…

「常にどこかの通信制大学に属していられたら楽しいかなぁ」なんていう思いがありまして、哲学の他にも社会福祉等に興味があり、他の大学のパンフレットを取り寄せたりもしました。

実習等が必要ですが、社会福祉士精神保健福祉士養護教諭I種等の免許を目指せるコースも面白そうです。

看護の知識も生かせそうですね。

 

これから先、どのような未来が待っているのかはわかりません。

点と点がつながって先になるかもしれない。

日本女子大学で、私が過去に学んだ看護学や公衆衛生学が生きたように。

わからないから、可能性を広げておくために、興味があるものに挑戦し続ける。

そんな姿勢でいたいと思います。